料理に使うハーブの種類と使い方|よく使う12種の香りと合う料理

イタリア・アペニン山脈の農園で育つハーブ

ローズマリー、タイム、バジル。名前は知っていても、「どの料理に使えばいいのかわからない」「買っても使い切れない」というハーブは多いものです。



この記事では、家庭の料理でよく使うハーブ12種類について、香りの特徴、合う料理、使い方のコツをまとめました。

ハーブを選ぶときや、いつもの料理に香りを足したいときの参考にしてください。



ハーブを料理に使うときの3つの基本

1. 生のハーブと乾燥ハーブ
乾燥ハーブは香りが凝縮されているので、生のハーブの約3分の1の量が目安です。

オレガノやタイム、ローズマリーのように葉のかたいハーブは乾燥させても香りが残りやすく、バジルやパセリのようにやわらかい葉のハーブは、生のほうが香りを楽しめます。

2. 入れるタイミング
ローズマリーやタイム、ローリエのように香りの強いハーブは、煮込みや焼く前の下味に。

バジルやパセリ、ディルのように香りがとびやすいハーブは、火を止める直前や仕上げに加えると、香りがいきます。

3. まずは少なめから
ハーブは入れすぎると苦みや薬っぽさが出ることがあります。

はじめは少なめに入れて、味見をしながら足していくのが失敗しないコツです。



ひと目でわかる、料理用ハーブ12種

ハーブ香り合う料理
ローズマリーすっきり力強いラム肉、じゃがいも、フォカッチャ
タイム爽やかでほろ苦い煮込み、ローストチキン
セージほろ苦く落ち着いた豚肉、バターソース
バジル甘く爽やかトマト料理、パスタ
オレガノほろ苦くスパイシーピザ、トマトソース
マジョラムやわらかく甘いハンバーグ、ソーセージ
パセリ青々とした爽やかさ付け合わせ、ソース
ローリエ甘く深いカレー、シチュー、スープ
ディル爽やかで甘いサーモン、ピクルス
フェンネル甘いアニスの香り魚料理、豚肉
タラゴン甘くほんのりアニス鶏肉、卵料理
ミント清涼感サラダ、ラム肉、デザート



料理用ハーブ12種の特徴と使い方

ローズマリー

針のような細い葉から、すっきりとした力強い香りが立つハーブ。地中海沿岸に自生し、イタリア料理やフランス料理で広く使われています。



合う料理:ラム肉や豚肉のロースト、じゃがいものオーブン焼き、フォカッチャ
使い方のコツ:香りが強いので少量で十分。

肉やじゃがいもと一緒にオーブンで焼くと、香りがよく移ります。


このハーブが入ったハーブソルト:Juniper&Garlicherbs、Citrus Garden、Herb collector Calabria、Liguria Coast

タイム

小さな葉に、爽やかでほんのりほろ苦い香りを持つハーブ。加熱しても香りが残りやすく、煮込み料理によく使われます。

フランス料理で煮込みに使う香草の束「ブーケガルニ」にも欠かせません。



合う料理:ビーフシチューなどの煮込み、ローストチキン、トマトソース、きのこのソテー
使い方のコツ:煮込みのはじめから入れて、じっくり香りを移すのがおすすめです。


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セージ

やわらかな産毛のある葉から、ほろ苦く落ち着いた香りが立つハーブ。肉の脂とよく合い、イタリアでは豚肉や仔牛肉の料理に欠かせません。



合う料理:ポークソテー、サルティンボッカ(生ハムとセージをのせた肉料理)、セージバターのパスタやニョッキ
使い方のコツ:バターと一緒に弱火で温めると、香りがバターに移って簡単なソースになります。


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バジル

甘く爽やかな香りを持つ、イタリア料理の代表的なハーブ。トマトとの相性がよく、マルゲリータやジェノベーゼソースでおなじみです。



合う料理:トマトとモッツァレラのカプレーゼ、トマトソースのパスタ、ピザ、ジェノベーゼ
使い方のコツ:熱で香りがとびやすいので、火を止める直前か、仕上げに加えるのがおすすめです。


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オレガノ

ほろ苦くスパイシーな香りのハーブで、「ピザのハーブ」とも呼ばれます。生よりも乾燥させたほうが香りが強くなる、めずらしいハーブです。



合う料理:ピザ、トマトソース、グリル野菜、ギリシャ風サラダ
使い方のコツ:トマトやチーズとの相性が抜群。

トマトソースを煮込むときに加えると、イタリアらしい味になります。


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マジョラム

オレガノの仲間ですが、香りはよりやわらかく、ほんのり甘いのが特徴です。ひき肉料理やソーセージによく使われます。



合う料理:ハンバーグやミートローフ、ソーセージ、トマトスープ
使い方のコツ:ひき肉に混ぜ込むと、肉の臭みが気にならず、香りよく仕上がります。


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パセリ

付け合わせのイメージが強いハーブですが、青々とした爽やかな香りで、料理全体を明るくまとめてくれます。

イタリアでは葉の平たいイタリアンパセリがよく使われます。



合う料理:パスタ、魚介のソテー、オムレツ、スープの仕上げ
使い方のコツ:細かく刻んで仕上げにちらすだけで、香りと彩りが加わります。


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ローリエ(月桂樹)

月桂樹の葉で、ベイリーフとも呼ばれます。甘く深みのある香りで、煮込み料理に入れると味に奥行きが出ます。



合う料理:カレー、シチュー、ポトフ、スープ、ピクルス
使い方のコツ:煮込みのはじめに1〜2枚入れて、食べる前に取り出します。

長く煮込みすぎると苦みが出ることがあります。


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ディル

糸のように細い葉から、爽やかでほんのり甘い香りが立つハーブ。北欧では魚料理に欠かせず、「魚のハーブ」とも呼ばれます。



合う料理:サーモンのマリネや焼き魚、ピクルス、ポテトサラダ、ヨーグルトソース
使い方のコツ:香りがとびやすいので、仕上げに加えるのがおすすめです。


このハーブが入ったハーブソルト:Aromatic Mediterranean

フェンネル(フィノッキオ)

甘いアニスのような香りを持つハーブ。イタリアでは「フィノッキオ」と呼ばれ、葉も種も株元も料理に使われます。



合う料理:白身魚や魚介のグリル、豚肉のロースト、サラダ
使い方のコツ:魚介との相性がよく、焼き魚や魚介のスープに加えると、香りに爽やかさが加わります。


このハーブが入ったハーブソルト:Cagliari Flamingo、EdenApple&herbs、Liguria Coast

タラゴン

ほんのり甘く、アニスに似た上品な香りのハーブ。フランス料理でよく使われ、ベアルネーズソースの香りづけで知られています。



合う料理:鶏肉のソテー、オムレツなどの卵料理、魚料理、ドレッシング
使い方のコツ:酢やバターとの相性がよく、ドレッシングやバターソースに加えると香りが引き立ちます。


このハーブが入ったハーブソルト:Cagliari Flamingo

ミント

すっとした清涼感のある香りのハーブ。デザートや飲みものだけでなく、中東やイギリスではラム肉料理にも使われます。



合う料理:サラダ、ラム肉、フルーツやデザート、ハーブティー
使い方のコツ:ほかのハーブと少量合わせると、全体の香りが軽やかになります。


このハーブが入ったハーブソルト:EdenApple&herbs、Liguria Coast

そのほかのハーブ:ウィンターセイボリー(きりっとした香りで、豆料理や肉料理に)、ヒソップ(ミントに似た爽やかな香り)、ジュニパーベリー(森を思わせる香りで、肉料理やジンの香りづけに)も、EPICROBEのハーブソルトに使われています。



ハーブを手軽に使うなら、ハーブソルト

いろいろなハーブをそろえるのは大変ですが、ハーブソルトなら、ひと振りで何種類ものハーブの香りを料理に加えられます。

いつもの塩の代わりに使うだけなので、ハーブを使い慣れていない方にもおすすめです。



EPICROBEでは、料理に合わせて選べる9種類のハーブソルトをご用意しています。

塩を使わずハーブだけを組み合わせたHerb collector Liguria Coastもあります。



EPICROBEのハーブが育つ場所

EPICROBEのハーブソルトを手がけるのは、イタリア・エミリア=ロマーニャ地方、アペニン山脈の頂上でハーブを育てる生産者のシモンです。



この場所のさらに上には、農地も人の暮らしもありません。他から農薬や化学物質が流れ込んでくることのない、守られた土地です。

月と惑星の周期に従った有機農法(栽培期間中農薬不使用)「バイオダイナミック農法」で、ハーブを育てています。



よくある質問

Q. 生のハーブを乾燥ハーブで代用できますか?
できます。

乾燥ハーブは香りが凝縮されているので、生のハーブの約3分の1の量を目安にしてください。

Q. 乾燥ハーブはどう保存すればいいですか?
湿気と光で香りが弱くなるので、ふたをしっかり閉めて、直射日光の当たらない涼しい場所で保存してください。

Q. はじめて買うなら、どのハーブがおすすめですか?
肉にも魚にも使いやすいタイムやローズマリー、トマト料理に合うバジルやオレガノがおすすめです。

何種類も買うのが大変なら、複数のハーブが入ったハーブソルトから試すのも手軽です。